TouchJWv2 for WinRT v2.12.15リリースされました。
新バージョンの機能強化はDXF ファイルの変換への機能向上です。以下の設定が可能になりました。
1,初期VPORTを設定できるようにした
初期VPORTを設定できるようにしました。「◎用紙範囲」をチェックした場合設定用紙サイズで出力されます。「◎線分範囲」を選択した場合、データ範囲を初期VPORTとして設定します。
2、SXF線色を選択できるようにした。
「◎DXF近似色」を選択した場合、Jw_cadで表示される色でDXF色に最も近い色のDXGカラーナンバーを設定します。「◎RGB指定」の場合はDXFカラーナンバーを使わずにRGB値を出力します。再現性を上げるには「◎RGB指定」をチェックするほうが良いのですが、古いCADなどの場合はサポートされていないCADもあるため、注意が必要です。
3,レイヤ名の名づけ方法を選択できるようにした。
レイヤ名規則をお好みの内容で設定できるようにしました。また、DXFは同じ名前のレイヤ名が設定できないため、Jw_cadデータに重複するレイヤ名があると読み込めない場合があるため、重複するレイヤ名がある場合は、レイヤ名末尾に文字を追加し、別のレイヤにするようにしました。レイヤ名が空白の場合は、[G-L]で表示されます。(Gは16進数のグループ番号、Lは16進数のレイヤ番号となります。)、以下の内容で設定が可能です。
4,Jw線色(標準Pen色)を指定DXFカラーナンバーで指定できるようにしました。
「□JW線色をDXF番号で指定」にチェックを入れると、線色定義のテキストボックスが現れます。ここに、Jw_cadの基本8色のペン番号に対応する、DXFカラーコードをカンマ区切りで指定します。画像の例だと、Pen1=4のDXFカラーコード Pen2=7のDXFカーコード…と続きます。線色定義をブランクまたは、8個未満にした場合や指定されてない場合、指定しないDXFカラーコードはデフォルトが割り当てられます。デフォルト値は「4,7,3,2,65,7,1」です。iOS版は「4,7,3,2,65,95,1」が割り当てられています。iOS版も同様の機能が搭載される予定です。
以上